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2009.09.08 (Tue)

『グイン・サーガ』第23話「如何なる星の下に」感想

人に頼らず、手前の腕一本で、手前のを切り開け!
GUIN SAGA - グイン・サーガ

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 動向
クリスタル奪還を果たしたパロの軍勢は、
未来にわたる禍根を断つべく、モンゴール本国へと進軍していた…。




物事の真の姿、その下にある暗黒、時間、運命…。

何もかもが目に見える通りのものであるとは限らない…。
イシュトヴァーンに対し、禅問答のように問いかけるナリス。
どんな犠牲を払ってでも王になるというイシュトの宣言に、
得心した表情で語りかけた言葉は…、

今分かったよ。お前に心を許すのは、私がお前に似ているからだ。
私たちは共に野望に取り憑かれている。

これが、ナリスがイシュトを気に入っていた理由なのでしょうか。
野望の規模や内容は違えど、道を切り開こうとする信念には、
共通するものがあるのかもしれませんね。



一方、レムスはナリスの提言をどう扱うべきかで悩んでいました。
グインの意見は「ナリスの進言を採り入れる」というもの。
操り人形だと思わせるくらいの気でいいと…。

王とは自ら果実を摘む人間ではない。
果実を捧げられる者だぞ。

いつもの事ながら的確な名言ですが、
グインはこの帝王学の知識(素養)をどこで身に付けたのでしょうか。
おそらくそれは、グインの出自に深く関わる問題なのでしょうね。

ここでまたキタイの刺客が襲ってきたのですが、
狙いはパロの双子ではなく、グイン。
レムスを人質に取られて窮地に陥りますが、
スニの機転でピンチを脱し、あとはあっさり一撃で…。
生け捕りにして話を聴こうとは考えないのでしょうか?
確かにそう簡単に口を割るとは思えませんが…。


刺客の言葉を鵜呑みにし、グインは己が何者であるかを知る為、
モンゴールの首都・トーラスへ向かう事に決めました。
ですが、普通たったあれだけの言葉で動くものでしょうか?
以前に、自ら進んで海に身を投げようとした事がありましたが、
グインって妙に淡泊なところがありますよね。



私はこの世界全ての究極の秘密を知りたい。
それは神の力を手に入れる事と同じだ。
もうひとつは、私にふさわしい女神を手に入れる事。

夜半にイシュトを訪ねたナリスの言葉です。
真理の探究に夢を追う事は、知を求める者として当然の欲求ですね。
世界を構築する秘密を知る事は、神の知識を得るという事です。

もうひとつの望みである女神=リンダの事ですが、
あの口振りだといわゆる"男女の愛"的なものはないようですね。
(今後の事はわかりませんが。)
むしろ気になったのは「私にふさわしい」の部分。

私は最上のものしか望まない。彼女もきっとそうだ。
私たちは誇り高く、神秘で美しく、そして互いを求め合っている。

これってナリスが勝手に思っているだけの事ですし、
裏を返せば自分こそが最上のものであると言っているようなもの。
このナルシストぶりには、ついていけない所があります。また…、

私は何かひどく間違っている所でもあるのだろうか?
とても沢山の人が私を崇拝し、私を愛してくれる。
でも、私が本当にそばにいて欲しいと願う人は、
いつも私の手からすり抜けてしまう。

ナリスが気に入るような人物というのは、
ナリスの掌中にあっても自由な精神を失わない人物だと思うのですが、
(マリウス、スカール、イシュトヴァーンなど)
そういう人物は、ナリスのように全てを思うまま操ろうとする者とは、
本質的に相容れないものだと思うんですよね。



あの人は俺が王になろうともがいている間に、
リンダを手に入れてしまうだろう。

ナリスの言葉にいらだちと焦りを覚えたイシュトは、
ナリスと袂(たもと)を分かつ事を決断しました。

ここを出るんだ!どこだっていい!宮仕えなんてお前らしくもねぇ!
人に頼らず、てめーの腕一本で、でめーの運を切り開け!!

そして、不退転の決意を示す為、燃え盛る激情の誓いを口にし、
ナリスの指輪を捨て、出奔していきました。

俺は魔戦士イシュトヴァーン。
リンダが欲しけりゃ力ずくで奪ってやる!
たとえその時、お前がナリスの王妃だったとしても、
ナリスを殺し、その手でお前を抱きしめてやる!!

ナリスの言葉に動揺するのは分かるのですが、
あの言葉がリンダの意を汲んでいない事ぐらいは明白で、
それなのにリンダの心を疑うようなそぶりを見せ、
果ては「王女」と「公女」の名称違いを持ち出して、
アムネリスの事を思い浮かべるなんて、ちょっとな…という感じ。
今更そんな事言い出すなよって…。



ナリスとスカールの会談は概(おおむ)ね良好。
好き嫌いは別として、互いに相手の実力は認めているようですね。

生身の人間相手に、兵力が互角なら俺が勝つ!

雄々しく、逞(たくま)しいスカールの言葉と共に、
正攻法をもってモンゴール(アムネリス)軍を叩き潰す事に決定!



トーラスへ戻り、援軍を仰ぐ事はあり得ぬ!
このアムネリス、けっして敵に後ろは見せぬ!!

息巻くアムネリスでしたが、つい先日、
1万7千のスカール軍だけを相手に散々やられておいて、
+3万の軍勢が加わった相手にどうやって勝とうというのでしょうか?
何か策があるのでしょうか? とてもそうは見えませんが…。

これでいいのだ。私たちは戦う運命の二人だったのだ。
初めて会ったその時から、私たちは…。

感情にまかせ、軍の陣立ても考えず、
モンゴール本国の情勢も考慮に入れないなど、
復讐する己に酔ってしまっています。
無理もないと思える部分もありますが、危うさも感じます。



トーラスへ旅立つグインに対し、リンダが訴えかけた言葉ですが…、

グイン、どうにか止めるわけには行かないの?
私たちは互いに一緒にいる事が、
一番正しい事のように思えてならないのよ。

まるで体のどこかを引きちぎられてしまうような気がして…

グインが行ってしまう…。行ってしまう…。
行かないで、グイン!グイーーーーーン!!

予知者としての予言もあるかも知れませんが、
まるでグインに恋する乙女です。
イシュトヴァーンと別れる時だって、
こんなにまで切実な叫びはありませんでした。
これは未来(もしくは過去世)の二人の関係を、
暗示しているものなのでしょうか。
二人の間には、特別な因縁を感じます。

ヤーンの目よ、俺たちは如何なる星の下に会う運命だったのか。
如何なる星の下に…。(by グイン)

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こんばんは。

神秘的で美しく・・・すごい台詞でしたね、正直ひきましたw
イシュトも、婚約知っててパロに行ったのに、あんな台詞であっさりナリスの元を去るなんて、納得できないと言うか・・・

原作では、リンダとナリスは婚約してないんですよ。
ただリンダから憧れの従兄弟と聞いてただけで。
だからイシュトヴァーンもパロに行くんです。
台詞も原作どうりにやったほうが良かったと思うんですが、

原作でのあのシーンのナリスの台詞は
「ああ、愛しいてるよ。彼女も私を想ってくれているよと自惚れているけど…
いつもリンダは、言葉のはしばしで、私と結婚することは、 こく当然と考え、早くそうなりたいということをもらしていたから」 と答えてるんです。
この台詞のほうがイシュトの受けたショックも納得できるんですけど。

それと、原作じゃイシュトもナリスに惹かれたんです。
初めて本物の王族というものを目の当たりに見て(リンダとレムスは子供だったし、ヴァレキアではろくでもない王族しか見たことがなかったので)今まで自分見たどんな人間とも違う、でも自分でもどういうわけかわからないが惹かれる。という独自がありました。
だからナリスを目標にしたいと思ってたし、恋敵と知っても憎めなかった。
イシュトはいつも自分に自信があったし、野心の為なら多少の個人的感情も抑えられると思ってパロに来たんですが、それが焦りやら憧れやらコンプレックスやら、 イシュトがいままでの自分の人生の中で 経験したことのなかったものが 一度に押し寄せてきて混乱したわけです。

>でも、私が本当にそばにいて欲しいと願う人は、いつも私の手からすり抜けてしまう。

お察しのとおり、これ、マリウスのことも言ってるんです。
アニメではそこもカットされてましたが、ナリスは最初、気絶したイシュトを見て「ディーン」と言うんです。
アニメでは、全然似てませんが原作ではどことなく似てる設定ですので、ナリスはイシュトに弟を重ねてるところもあったんです。
イシュトが出奔する前の会話でも、昔、自分が大切にしていた人間が自分を捨てて出て行ったという話をします。
ナリスが実はマリウスのことをずっと心の奥では気にかけてこと、2人の間にあった出来事が何となくわかるシーンだったんですが、これもカットでした。

アニメのナリスさんは、かなりナルシストですが、原作ナリスはナルシストというより、いうなれば、アダルトチルドレン(両親や家庭環境によって子供時代を歪められて成長したため、不健全な人格を形成してしまった)という人で、だから愛情とかがわからないんです。
人の感情がわからないので、戦略をゲームのように考えている。
子供のまま成長した人です。
世界生成の秘密を解き明かしたいなんていう夢に取り付かれてるのも、そういう面の現れだと思います。
リギアなんかは、そういう部分も含めてナリスを可哀相だと思って、より心を寄せてるわけですが。

ではでは、今回もとんでもなく長くなってしまいました。すみません(^^;
きなこ |  2009年09月08日(火) 19:04 | URL 【コメント編集】

★蜃気楼を愛すもの

きなこさん、コメントありがとうございました。

ナリスとイシュトのやりとりはちょっと唐突だったというか、
不自然なところがありましたよね。

イシュトがナリスに惹かれている事は、
アニメの描写でも何となく伝わりましたよ。
自分の頭の中で想像し、補完していた内容と、
きなこさんが教えてくださった原作の内容は、
ほぼ一致していたので、アニメ版でも一応"描けていた"
と言えるのではないでしょうか。

それにしても、イシュトっていろんな人に似ているんですね(笑)。
それもまたひとつの才能でしょうか。
いろんな人に愛されて、
その都度災いの種をまき散らしていくというか…。(^^;)

なお、ナリスが一番そばにいて欲しいと願ったのはたぶん
マリウスだろうと思ったので、名前をあげておきました。
ミアイル暗殺の後、マリウスを放逐する形にしたのは、
ナリスなりの愛情表現だったろうと解釈しています。

それでは、今回もまたありがとうございました。(*^^*)
みくぽっぷ |  2009年09月09日(水) 01:40 | URL 【コメント編集】

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