久遠の絆-THE ORIGIN-

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2011.05.06 (Fri)

アニメ『もしドラ』第9話「みなみは大切なものをなくした」感想

意味ないよ!
もうどこにも夕紀はいないのに!
甲子園なんて、野球なんて意味がない!
意味ない…!意味ないのに……!!


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夜の病院。夕紀の急を聞き、ロビーに駆けつけた程高野球部員たち。
夕紀の容態は「今夜が山」だと知らされる。
そして訪れた面会の時。酸素マスクを付け、ベッドに横たわる昏睡状態の夕紀。
最期のお見舞い面談。

夕紀の母「みなさん、一言ずつお別れの言葉をかけてやってくれますか?」

「今夜が山」とは、「今夜、助かるかどうかが決まる」という意味ではなく、「今夜にも命が尽きる」という意味だったことを知らされる。突然の告白に戸惑い、現実を受け止められないみなみ。

みなみ「ねえ夕紀、嘘だよね?冗談だよね?だってだって何とかって数値が下がったら退院するって、だから甲子園でベンチに入ろうって、麦わら帽子かぶろうって言ってたじゃん!まだだよね?まだ諦めてないよね?だって夕紀は私よりずっと強い人間じゃん!これまでだってずっと病気と闘って勝ってきたじゃん!ずっとずっと勝ってきたじゃん!」

夕紀の手を握るみなみ。生気を失った白い手にこぼれるみなみの涙。
その時、穏やかだった夕紀の表情が苦悶に変わる。

みなみ「やっぱり聞こえるんだ!闘うって言ってるんだ!そうだよ夕紀、もう少しがんばろう!私たちも勝つから、夕紀も勝とうよ!無名の弱小校が決勝戦まできたのは奇跡なんかじゃないよ!私たちはやるべきことをやってここまできたの!だから夕紀も私たちと一緒にがんばろう!大丈夫、がんばろう!試合はまだ始まったばかり…」

目にいっぱいの涙をうかべた夕紀の母がみなみを制す。

夕紀の母「みなみちゃん、お願い…、もう夕紀を許してあげて…。ごめんね、みなみちゃん。夕紀は去年入院した時にもう助からないって、余命3ヶ月だって言われたのにずっと生きてきたの。それをね、みなみちゃん、あなたが夕紀の人生を光輝かせてくれた。あなたが夕紀の人生を意義あるものにしてくれたの。あなたのおかげでこの一年、夕紀は本当に生き生きとしてた。人の一生分くらい生き生きと…。夕紀は本当にがんばった!苦しい闘いだった!だから許してあげて!夕紀のこと、わかってあげて…。」

みなみに向かって何度も「ごめんなさい」を繰り返す、夕紀に似たその人の嗚咽を聞きながら、みなみは言葉を失った。試合は始まったばかりではなかった…。もう一年も前から、夕紀はみなみの知らないところでただ一人、絶望的な闘いを続けていたのだ…。成果をあげることなど、はじめから不可能な闘いを…。

※悲しい予感が当たってしまいました。「嫌だなぁ…、こうならなければいいなぁ…」と思っていたことが、そのままの形で現れてしまいました。こういうお話は、フィクションだとわかっていてもつらいです。涙、涙…。



明かりの落ちた暗いロビー。
夕紀の幼なじみとして二人だけ病院に残ったみなみと次郎。

みなみ「次郎ちゃん、私…、とんでもないことした。夕紀に大事なのはプロセスではなく結果だって…。この前、準決勝の前にね、夕紀が結果ではなくプロセスを大事にしたいって言ったの。私、結果を求めずにプロセスを重視するのは真摯さに欠けるって言ったんだ。私、何てこと言ったんだろう…。」

翌朝、息を引き取った夕紀と対面する二人。
やさしい表情に戻った夕紀の顔を見て、闘いが終わったことを知る。
窓辺に置かれた一輪の花と麦わら帽子が胸に切ない。

※第7話で交わされたみなみと夕紀の会話のことですね。
夕紀の言葉の中には、たとえ途中で力尽きたとしても、必死に生きた努力だけは認めてほしいという願いが込められていたのではないでしょうか。やはり不安だったのだと思います。しかし、みなみの真摯さは、夕紀の本音に気付いてあげられませんでした…。そのことがかなしいです。




病院の駐車場に停められた野球部のバス。集まった程高ナイン。
夕紀の死の報告の後、キャプテンの二階が口を開いた。

二階「今日は夏の大会決勝戦です。僕たちが最大の目標としてがんばってきた甲子園出場をかけた大切な試合です。その日に僕たち野球部にとって最も大切な人が亡くなりました。僕たちは彼女からたくさんの言葉をもらいました。今日はその言葉を胸に、試合に全力を傾け、彼女のためにこの試合を…。」

突然大声を張り上げ、二階の言葉を遮るみなみ。

みなみ「意味ないよ!夕紀はもう死んだんだ!夕紀のために闘ったって意味がない!この一年すべてが無駄だったのよ!目的も目標も、もう何もかもありはしない。私は夕紀のために野球部をマネジメントしてきたのに、夕紀のためにマネージャーになったのに、それが一人よがりのありがた迷惑だった!夕紀を苦しめてたんだ!夕紀は、夕紀は本当なら3ヶ月で楽に死ねたのに、1年も無理に闘わされて…。」

※この時のみなみにとって、二階の言葉はただのきれいごとにしか聞こえなかったのかも知れません。みなみの心は壊れていたのです。ザラッとした毒のある言葉を吐き、自分自身を傷つけ、貶めることで精神の平衡を保っていたのでしょう。お世辞にもほめられた態度ではありませんが、人が壊れる時というのは得てしてこういうものだと思います。

みなみの中の大切なものがなくなった…。堰を切ったようにあふれ出す悲痛な叫び。自暴自棄になり、すべてを否定することでしか自分を保てなくなっていた。
次郎ちゃんや二階に再三止められるが荒れた暴言をやめないみなみは、ついに自分が野球を嫌いであることをみんなの前でぶちまける。

みなみ「野球を嫌って、憎んで、そんな人間が野球部のマネージャーだったのよ。真摯さもへったくれもない!私、みんなをだましてきたの!私は本当は野球が大、大、だーい嫌…」(バシッ!)

「やめろ!」と、みなみを平手打ちする次郎。その様子を見て次郎に殴りかかる浅野。その場に流れる険悪な空気。その時…、

二階「違うよ。」

おもむろに、ある真実を語り始める二階。

二階「…知ってたんだ。みんな知ってたんだよ。川島が野球を嫌いだってこと。それでも宮田(夕紀)のためにマネージャーをやってたこともみんな知ってたんだ。」

祐之助「夏の予選の前のお見舞い面談。川島先輩が同席してなかった時に聞かされてたんです。」

星出「宮田からな。」

浅野「…そして、自分に何かあったら、川島はマネージャーをやらないと言い出すかも知れない。だからその時は引き留めてくれって。」

二階「川島は野球部に絶対必要な存在だからって、欠かすことのできないマネージャーだからって…。俺たちみんな、宮田にそう言われてたんだ。みんな知ってたんだよ。」


愕然とするみなみ。

みなみ「また私だけが知らなかったんだ…。」

よみがえる過去の記憶。
自分だけが真実を知らず、何もかもが空回りをしてしまった苦い記憶。
その場を駆けだし、逃げ去るみなみ。そのみなみを追いかける文乃。
決勝戦までの猶予がないため、みなみのことは文乃にまかせて球場へと向かうナイン。

二階「俺たちには決勝戦が待っているんだ。」

※みなみがその場を逃げ出した理由は、自分だけが真実を知らなかったというショックと、夕紀を守っていたつもりが実は守られていたのだというショック。その両方があってパニックを起こしてしまったのではないかと思います。

なお、みなみはみんなのことをだましていたと言いましたが、本当にだましていたのは自分自身の心ではなかったかと思います。みなみが野球を嫌いなわけはないのです。本当に嫌いならマネージャーなんてできませんし、マネジメントに対して真摯にもなれません。小さい頃に受けた心の傷があまりにも大きくて、嫌いになったと思い込むことで心を閉ざし、心の平穏を得ていたのではないかと思うのです。





みなみ「意味ないよ!もうどこにも夕紀はいないのに!甲子園なんて、野球なんて意味がない!意味ない…、意味ないのに…。」

無我夢中で走りながら思い出す夕紀の笑顔、夕紀の言葉…。

【回想】夕紀「野球部に入ったら、またあの時と同じような感動に出会えるかも知れないって思って。」

やさしい笑顔を思い出し、ハッとして歩が鈍り、文乃に追いつかれて倒される。

文乃「みなみさん、駄目です!逃げちゃ駄目です!!」



みなみを連れ戻し、タクシーで球場まで急ぐ文乃。
みなみは茫然自失といった虚(うつ)ろな表情で目の焦点も定まらない。しかし、その手には夕紀の携帯に付けられていた白いマスコットがしっかりと握りしめられていた。思い出す懐かしい日々。夕紀に誓った約束。嬉しそうに微笑む夕紀。

【回想】みなみ「野球部が甲子園に行けるよう、夕紀が戻ってくるまで私がしっかりマネジメントしてあげる!私ね、野球部のマネージャーになるって決めたから!!」

※思うに、みなみが野球部のマネージャーになることを夕紀が喜んだ理由は、自分の存在を通して、みなみがまた野球と向き合ってくれると感じたからではないでしょうか。それが余命いくばくもない自分が残せる最高の仕事だと思ったのではないでしょうか。何だかそんな風に思えます。



神宮球場、大会決勝戦。試合は7回表 東誠 4-0 程久保
程高にとっては苦しい展開。浅野の投球数も100球に近くなり、ストライクが入らなくなってきた。…その時タイムがかかる。

浅野「どうした?タイムをかけるタイミングじゃないだろう?」

二階「いや、到着したから伝えようと思ってさ。」


二階の視線の先には、ベンチに座るみなみの姿が…。まだ本来のみなみではなかったけれど、みなみが球場に来たという事実が程高ナインに勇気を与える。

同じ頃、スタンド席に姿を現した文乃。いつものように、ベンチに入らなくていいのか?というハナエの問いに対し…、

文乃「今必要なのは記録員ではなくマネージャーです!野球部を甲子園に連れていくための想いを一番持ったマネージャーが必要なんです!」

力強く、確信に満ちた顔の文乃。

※文乃のこの台詞は、第9話の中で一番カッコいい言葉でしたね!
北条文乃CV仲谷明香さんもぐっじょぶでした!!




そして浅野の苦しいピッチングが続く中、みなみに変化が訪れる。
ベンチの奥から身を乗り出し、声を出し始めたのだ。

みなみ「…がんばれ!…がんばれーっ!がんばって、浅野くん!みんな、がんばってー!がんばれーーっ!!」

みなみの中で何かが…、何かが確実に変わり始めていた。

次回 第10話「みなみは高校野球に感動した」

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